決算概況・2015年3月期 決算概況
詳細は「2015年3月期 決算短信」をご覧ください。
(2015年3月31日現在)
(百万円) | 2014年3月期 | 2015年3月期 | 増減率 (%) |
---|---|---|---|
売上高 | 114,904 | 99,554 | △13.4 |
営業利益 | 9,791 | 4,743 | △51.6 |
経常利益 | 9,765 | 5,491 | △43.8 |
当期純利益 | 5,370 | 3,018 | △43.8 |
(百万円) | 2014年3月期 (2014年3月31日) |
2015年3月期 (2015年3月31日) |
増減額 |
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資産の部 | |||
流動資産合計 | 66,921 | 71,014 | 4,093 |
固定資産合計 | 37,948 | 39,302 | 1,354 |
資産合計 | 104,869 | 110,316 | 5,447 |
負債の部 | |||
流動負債合計 | 41,730 | 45,773 | 4,043 |
固定負債合計 | 4,386 | 4,296 | △89 |
負債合計 | 46,116 | 50,070 | 3,954 |
純資産の部 | |||
純資産合計 | 58,753 | 60,246 | 1,493 |
負債純資産合計 | 104,869 | 110,316 | 5,447 |
(百万円) | 2014年3月期 | 2015年3月期 | 増減額 |
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営業活動によるキャッシュ・フロー | 16,322 | △9,086 | △25,408 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | △8,018 | △6,297 | 1,720 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | △2,018 | 1,624 | 3,643 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | 0 | - | △0 |
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | 6,284 | △13,760 | △20,044 |
現金及び現金同等物の期首残高 | 23,309 | 29,583 | 6,273 | 連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △10 | - | 10 |
現金及び現金同等物の期末(四半期末)残高 | 29,583 | 15,823 | △13,760 |
当期の経営成績は下表のとおりです。
(単位:百万円) | 2014年3月期 | 2015年3月期 | 対前期増減率(%) | 計画達成率(%) | |
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科目 | (実績) | (当初計画) | (実績) | ||
売上高 | 114,904 | 100,000 | 99,554 | △13.4 | 99.6 |
営業利益 | 9,791 | 5,000 | 4,743 | △51.6 | 94.9 |
経常利益 | 9,765 | 5,000 | 5,491 | △43.8 | 109.8 |
当期純利益 | 5,370 | 2,500 | 3,018 | △43.8 | 120.7 |
当期の経営成績は、売上高、営業利益は概ね計画どおり、経常利益、当期純利益については計画値を上回りました。
当期の遊技機販売事業においては、有力IP(知的財産)を搭載したパチンコ機の拡販に向けて、各種営業施策を推進しました。その結果、『CRヱヴァンゲリヲン9』をはじめとする各機種の販売台数が計画を上回り、パチンコ機の販売台数は302千台(前年同期比139千台増)となりました。
また、パチスロ機については、『パチスロ ベルセルク』をはじめ、投入した3機種はいずれも販売計画を上回りました。なお、平成26年9月にパチスロ機の型式試験方法が変更されたため、当期中に計画していた5機種の発売を次期に延期することになりました。その結果、パチスロ機の販売台数は、97千台(同 132千台減)となりました。
これにより、遊技機全体の販売台数は399千台(同 6千台増)となりました。
主なIPの創出・事業化の取り組みは、下記のとおりです。
当社グループは、中長期的な成長戦略として、IPをマルチメディアで展開する循環型ビジネスを推進してきました。この結果、当社の保有するIPや、IP創出の取り組みへの認知が拡がり、エンタテインメント分野の多様な企業との関係強化や、協業体制の構築が進展しています。
当期の主な取り組みとしては、コミックス誌『月刊ヒーローズ』を通じてIPの創出に引き続き注力するとともに、同誌掲載作品の映像展開を進めました。また、ゲームやパチンコ・パチスロ機へのIP展開が決定しました。
『ウルトラマン』シリーズは、IPのマルチメディア展開により安定的に収益を確保しています。当期も継続的にテレビシリーズの放送や劇場映画の公開を行い、映像作品と関連した商品の拡販に努めました。また、海外においても既存映像作品の販売及び新規映像作品の企画を進めるとともに、複合施設等での本格的なイベントを実施しました。
さらに、海外展開も見据え、『ウルトラマン』シリーズを活用した体感型のライブエンタテインメント・ショーを企画・制作し、公演を開始しました。
IPの収益基盤をめざすソーシャルゲームの分野では、運営体制、開発体制の効率化を推進し、各タイトルの品質の向上に努めました。とくに、『AKB48』を活用したタイトルは、新コンテンツの追加やリアルイベントなどの施策を実施しました。また、スマートフォン向けゲームでは、新感覚のゲーム性と魅力的なキャラクターを掛け合わせた新作アプリを順次、投入しました。
(注)商品名は各社の商標または登録商標です。
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ13,760百万円減少し、15,823百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。
次期の見通しにつきましては、下表のとおりです。
(百万円) | 2016年3月期見通し | 2015年3月期実績 | 対前期増減率 (%) |
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売上高 | 120,000 | 99,554 | +20.5 |
営業利益 | 6,000 | 4,743 | +26.5 |
経常利益 | 6,500 | 5,491 | +18.4 |
当期純利益 | 3,500 | 3,018 | +15.9 |
次期見通しの前提としては、パチンコ・パチスロの分野では、新規取引メーカー2社の商品の販売を開始する予定であり、総販売台数並びに販売シェアの拡大をめざします。
また、ソーシャルゲームの分野で、既存タイトルのゲーム性の改善を進めるとともに、新規性の高いタイトルを順次投入する予定です。
他方、経営面においては、全社的にコスト意識をより一層高めて、全ての事業で建設的な見直しを推進していきます。
(注)当社では年次での業績管理を行っているため、通期のみの開示としています。