決算概況・2018年3月期 第1四半期決算概況
詳細は「2018年3月期 第1四半期決算短信」をご覧ください。
(百万円) | 2017年3月期 第1四半期 | 2018年3月期 第1四半期 | 増減率 (%) |
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売上高 | 15,295 | 12,446 | △18.6 |
営業利益 | △2,997 | △2,902 | - |
経常利益 | △3,241 | △3,055 | - |
親会社株主に帰属する四半期純利益 | △2,340 | △2,752 | - |
(百万円) | 2017年3月期末 (2017年3月31日) |
2018年3月期 第1四半期末 (2017年6月30日) |
増減額 |
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資産の部 | |||
流動資産合計 | 45,856 | 41,621 | △4,235 |
固定資産合計 | 34,540 | 28,416 | △6,124 |
資産合計 | 80,397 | 70,037 | △10,360 |
負債の部 | |||
流動負債合計 | 20,475 | 13,956 | △6,519 |
固定負債合計 | 16,694 | 16,081 | △612 |
負債合計 | 37,170 | 30,038 | △7,131 |
純資産の部 | |||
純資産合計 | 43,227 | 39,999 | △3,228 |
負債純資産合計 | 80,397 | 70,037 | △10,360 |
(百万円) | 2017年3月期 第1四半期 | 2018年3月期 第1四半期 | 増減額 |
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営業活動によるキャッシュ・フロー | △4,808 | △915 | 3,892 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | △247 | 4,995 | 5,243 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | △3,521 | 397 | 3,919 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | △23 | 1 | 25 |
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △8,601 | 4,479 | 13,081 |
現金及び現金同等物の期首残高 | 32,200 | 23,090 | △9,109 |
現金及び現金同等物の期末(四半期末)残高 | 23,598 | 27,570 | 3,971 |
当社グループは、「すべての人に最高の余暇を」という企業理念を掲げています。この実現に向けて世の中の人々の心を豊かにする商品やサービスの企画、開発、提供に努め、持続的成長を目指しています。中長期的な成長戦略としては、エンタテインメントの根幹となるキャラクターやストーリーなどのIP(知的財産)をコミック、映像、ゲーム、さらにはパチンコ・パチスロに至るクロスメディアで展開する循環型ビジネスを推進しています。
当社グループは、当事業年度をスタートとする3カ年の中期経営計画を発表しました。当事業年度におきましては、中長期的な収益力向上を主眼とした事業活動に注力しています。また、当社のDNAである市場の過去・未来を見据えた企画・プロデュース力のさらなる強化を徹底する等、事業バリューチェーンの再構築を図っています。加えて、IP軸と事業プラットフォーム軸の双方向から収益の最大化を図る事業モデルへと進化させる取り組みを推進しています。
当第1四半期の主な事業活動は以下の通りです。
パチンコ・パチスロ事業においては、近年の相次ぐ規制の影響等により遊技機販売市場に対して不透明感が広がっていたものの、平成29年7月11日付「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則案」の警察庁発表を受け、メーカー各社は、より遊びやすさを追求した遊技機の企画・開発に向けて新たなスタートを切りました。
このような環境の下、当社グループは、この規則改正を好機と捉え、ラインアップの見直しや拡充に取り組むとともに、次期以降の遊技機に対して企画・プロデュースをより一層強化しています。また、メーカー各社とのパートナーシップ拡充等、流通基盤強化の諸施策を推進しました。
クロスメディア事業においては、映像分野では、コミック誌「月刊ヒーローズ」で連載するリブート作品を含む2作品のテレビ放送等の映像展開を行うとともに、『ウルトラマンシリーズ』の最新作をはじめとした映像作品の企画・製作を複数進めました。ライセンス分野では、映像化した作品を他社ソーシャルゲーム等に提供することで、IPの価値を高めるとともに、収益の多様化を図りました。また、当社オリジナルゲームや電子書籍については、グローバルにライセンス展開を推進する等、保有IPの収益化に資する施策を進めています。
経営基盤の整備・強化においては、取締役の任期を1年に変更する等、ガバナンス体制の再構築を進めました。また、遊休資産の活用やコストの効率化等、財務基盤のさらなる安定化に向けた諸施策を推進しました。
当第1四半期の連結経営成績は以下の通りです。
売上高は、12,446百万円(前年同期比18.6%減)となりました。主な要因は、遊技機販売において、パチンコ機1.4万台(前期発売『ぱちんこGANTZ』の高評価による追加受注等)、パチスロ機1.2万台(5機種販売)、合計で2.7万台(前年同期比0.9万台減)の計上にとどまったことによるものです。
営業損失は、2,902百万円(前年同期の営業損失2,997百万円)となりました。前述の通り遊技機販売の計上台数が前年同期を下回ったものの、従前より継続して取り組んでいる経営効率化により販管費が減少したことで、前年同期と同水準となっています。
経常損失は、3,055百万円(同経常損失3,241百万円)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純損失は、有形固定資産売却益の計上等により、2,752百万円(同親会社株主に帰属する四半期純損失2,340百万円)となりました。
なお、上記業績は、期初計画通りの進捗であり、通期業績予想に変更はありません。
(注)1 個別IPの取り組み等については、「2018年3月期 第1四半期決算短信 補足資料」をご覧ください。
(注)2 商品名は各社の商標または登録商標です。
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4,479百万円増加し、27,570百万円となりました。
(百万円) | 2018年3月期見通し | 2017年3月期実績 | 対前期増減率 (%) |
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売上高 | 82,000~85,000 | 76,668 | +7.0~+10.9 |
営業利益 | 1,000~2,000 | △5,374 | - |
経常利益 | 0~2,000 | △9,068 | - |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 0~1,000 | △12,483 | - |
通期連結業績予想は、上記の「当四半期決算に関する定性的情報」に記載の通り、2017年5月9日発表の「2017年3月期 決算短信」で公表した内容より変更はありません。