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決算概況・2020年3月期 第1四半期決算概況

詳細は「2020年3月期 第1四半期決算短信」をご覧ください。

  • 連結

連結経営成績 (%表示は対前期増減率)

(百万円) 2019年3月期 第1四半期 2020年3月期 第1四半期 増減率 (%)
売上高 8,930 19,098 113.8%
営業利益 △2,733 △683 -
経常利益 △2,755 △630 -
親会社株主に帰属する当期純利益 △2,957 △677 -

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連結貸借対照表(要約)

(百万円) 2019年3月期
(2019年3月31日)
2020年3月期 第1四半期
(2019年6月30日)
増減額
資産の部
流動資産合計 48,225 48,812 587
固定資産合計 19,971 18,714 △1,257
資産合計 68,196 67,526 △670
負債の部
流動負債合計 21,754 23,048 1,294
固定負債合計 11,337 10,728 △608
負債合計 33,091 33,777 685
純資産の部
純資産合計 35,105 33,749 △1,356
負債純資産合計 68,196 67,526 △670

連結キャッシュ・フロー計算書(要約)

(百万円) 2019年3月期 第1四半期 2020年3月期 第1四半期 増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー △2,742 4,234 6,976
投資活動によるキャッシュ・フロー 124 △1,083 △1,207
財務活動によるキャッシュ・フロー △721 △2,226 △1,504
現金及び現金同等物に係る換算差額 0 △0 △1
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △3,339 923 4,262
現金及び現金同等物の期首残高 24,373 28,807 4,434
現金及び現金同等物の期末残高 21,034 29,731 8,696

経営成績等の概況

1.経営成績および連結業績予想に関する説明

(1)当第1四半期連結累計期間(2019年4月-6月、以下「当第1四半期」)の概況

当社グループは、2018年5月に経営リソースを4つのカンパニーへ集中させ、経営の効率化を図りました。この結果、コストの削減、カンパニー間でのシナジー効果、経営判断の迅速化といった成果を上げています。
当第1四半期、パチンコ・パチスロ事業では、『ぱちんこ GANTZ:2』を25千台販売したほか、その他機種をあわせて計41千台(前年同期比18千台増)を計上しました。また、遊技機の設置・点検事業では売上高90百万円(前年同期比約9倍)、WEB広告事業は売上高220百万円(前年同期比約22倍)とそれぞれ伸長しました。開発部門では、開発案件の受注が順調であり、業績も好調に推移しています。
円谷プロダクションは、映画の収益化とグッズ販売等のグローバル化に向けて様々な施策を進めています。
以上の結果、当第1四半期における連結業績は、売上高19,098百万円(前年同期比10,167百万円増)、営業損失683百万円(同2,050百万円改善)、経常損失630百万円(同2,125百万円改善)、親会社株主に帰属する四半期純損失677百万円(同2,279百万円改善)となりました。

(2)連結業績予想に関する説明

パチンコ・パチスロ市場においては、「風適法施行規則」に則り、2021年1月末までに全ての旧基準機を撤去、新規則機への入替が行われる見通しです。とくに、本年末に向けて主力旧基準機の入替需要が増加することから、当社では大型タイトルを含めた多数の遊技機を順次販売する予定です。
円谷プロダクションでは、本年4月からNetflix等で『ULTRAMAN』の新作が全世界に配信されました。好調な結果を受け、すでにシーズン2の制作が決定しています。これにより、日本はもとより、中国・アジア、北米におけるグッズ販売やライセンス販売の拡大が見込まれています。また、映画では、本年8月1日に『シン・ウルトラマン』の制作が発表されました。本作は、『エヴァンゲリオン』シリーズや『シン・ゴジラ』を手がけた庵野秀明(あんの ひであき)氏による企画・脚本と、『シン・ゴジラ』監督の樋口真嗣(ひぐち しんじ)氏を監督に迎えたことから、大きな期待が寄せられています。

以上、通期連結業績予想は、足元の状況を含めて計画通りに推移しており、本年5月15日に「2019年3月期決算短信」で公表した内容に変更はありません。

※ 2018年2月1日施行「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則」及び「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」

2.財政状態に関する説明

  • 資産の部
    流動資産は、48,812百万円と前連結会計年度末比587百万円の増加となりました。これは主に現金及び預金の増加によるものです。
    有形固定資産は、5,435百万円と前連結会計年度末比729百万円の減少となりました。これは主に工具、器具及び備品の減少によるものです。
    無形固定資産は、3,092百万円と前連結会計年度末比78百万円の減少となりました。これは主にのれんの減少によるものです。
    投資その他の資産は、10,185百万円と前連結会計年度末比449百万円の減少となりました。これは主に投資有価証券の減少によるものです。
    以上の結果、資産の部は67,526百万円と前連結会計年度末比670百万円の減少となりました。
  • 負債の部
    流動負債は、23,048百万円と前連結会計年度末比1,294百万円の増加となりました。これは主に短期借入金が減少したものの、仕入債務が増加したことによるものです。
    固定負債は、10,728百万円と前連結会計年度末比608百万円の減少となりました。これは主に長期借入金の減少によるものです。
    以上の結果、負債の部は33,777百万円と前連結会計年度末比685百万円の増加となりました。
  • 純資産の部
    純資産の部は、33,749百万円と前連結会計年度末比1,356百万円の減少となりました。これは主に利益剰余金の減少によるものです。

3.キャッシュ・フローの状況の分析

当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ923百万円増加し、29,731百万円となりました。

  • 営業活動によるキャッシュ・フロー
    営業活動の結果得られた資金は、4,234百万円(前年同期は2,742百万円の支出)となりました。これは主に税金等調整前四半期純損失638百万円、仕入債務の増加3,471百万円、売上債権の減少973百万円、減価償却費401百万円などによるものです。
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー
    投資活動の結果使用した資金は、1,083百万円(前年同期は124百万円の収入)となりました。これは主に固定資産の取得による支出993百万円、投資有価証券の償還による収入200百万円などによるものです。
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー
    財務活動の結果使用した資金は、2,226百万円(前年同期は721百万円の支出)となりました。これは主に短期借入金の減少1,496百万円、長期借入金の返済による支出651百万円、配当金の支払322百万円などによるものです。