決算概況・2021年3月期 第2四半期決算概況
詳細は「2021年3月期 第2四半期決算短信」をご覧ください。
(百万円) | 2020年3月期 第2四半期 | 2021年3月期 第2四半期 | 増減率 (%) |
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売上高 | 27,772 | 10,591 | △61.9 |
営業利益 | △2,750 | △3,327 | - |
経常利益 | △2,534 | △3,247 | - |
親会社株主に帰属する四半期純利益 | △2,756 | △3,923 | - |
(百万円) | 2020年3月期 (2020年3月31日) |
2021年3月期 第2四半期 (2020年9月30日) |
増減額 |
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資産の部 | |||
流動資産合計 | 50,580 | 36,923 | △13,657 |
固定資産合計 | 13,736 | 13,689 | △46 |
資産合計 | 64,317 | 50,613 | △13,703 |
負債の部 | |||
流動負債合計 | 17,996 | 10,689 | △7,307 |
固定負債合計 | 12,040 | 10,181 | △1,859 |
負債合計 | 30,037 | 20,870 | △9,167 |
純資産の部 | |||
純資産合計 | 34,279 | 29,743 | △4,536 |
負債純資産合計 | 64,317 | 50,613 | △13,703 |
(百万円) | 2020年3月期 第2四半期 | 2021年3月期 第2四半期 | 増減額 |
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営業活動によるキャッシュ・フロー | △2,361 | 1,037 | 3,399 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | 1,715 | △666 | △2,381 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | △4,935 | △3,055 | 1,880 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | △0 | △0 | 0 |
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △5,581 | △2,683 | 2,897 |
現金及び現金同等物の期首残高 | 28,807 | 24,725 | △4,081 |
現金及び現金同等物の期末(四半期末)残高 | 23,226 | 22,042 | △1,183 |
パチンコ・パチスロ市場の本年度の総販売台数の予測は、当初市場に設置されている旧規則機約230万台が撤去される予定等により、前年度比40%増の約250万台の販売が見込まれておりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるパチンコホールの営業自粛、ならびにメーカーの製造部材調達の遅延、また撤去期限の一部延長が決まる等の要因を受け、上半期のパチンコ・パチスロ総販売台数は40万台と低調に推移しました。
当社におきましても、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言等を遵守し、上半期の販売予定機種の販売延期等を行ったことにより、上半期の販売は低調に推移しました。上半期には、パチスロ『BLACK LAGOON4』、ガンダムシリーズパチスロ『シャア専用パチスロ 逆襲の赤い彗星』、パチスロ『リングにかけろ1 ワールドチャンピオンカーニバル編』の3機種を主に販売し、第2四半期累計のパチンコ・パチスロの販売は16,500台となりました。
(株)円谷プロダクションは、政府の緊急事態宣言による外出制限やイベント開催のガイドラインを遵守したことにより、イベント・ライブショーの中止や規模縮小を余儀なくされました。また、映画の制作に遅れが生じ公開を延期する等、新型コロナウイルス感染拡大の影響を直接受けました。これらにより、当初は厳しい上半期決算を予想しておりましたが、第2四半期に入り国内および中国のマーチャンダイジングが好調に推移しており、想定を超える回復となりました。
(株)デジタル・フロンティアでは、いわゆる巣ごもり消費によって高まる国内ゲーム会社からのCG映像制作を多数受注しました。高いCG映像クオリティを維持しつつ半数以上のエンジニアが在宅勤務で映像制作業務を行える体制を短期間で整え、そのニーズに応えました。またこれにより、オフィス面積の縮小によるコスト圧縮効果も見込まれます。
以上の結果、当上半期における連結業績は、売上高10,591百万円(前年同期比61.9%減)、営業損失3,327百万円(前年同期の営業損失2,750百万円)、経常損失3,247百万円(同経常損失2,534百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失3,923百万円(同親会社株主に帰属する四半期純損失2,756百万円)となりました。
パチンコホールの稼働が急速に回復傾向に向かうとともに、パチンコ遊技機等内規の見直しによる新しいゲーム性を搭載した遊技機が市場で高い評価を得ていることと合わせ、下期中に約90万台の撤去が決定されていること等により、当下半期は100万台以上の新台需要が予測されます。
当社におきましては、こうした需要を見据えつつ、下半期に向け、パチンコ『新世紀エヴァンゲリオン 決戦〜真紅〜』、『ぱちんこ ウルトラセブン 超乱舞』、『パチスロ モンスターハンター:ワールド』、『パチスロ 哲也 -天運地力-』、パチスロ『アカメが斬る!』等の機種を市場投入し、既に5万台以上の受注が確定しております。さらに、第4四半期に納品を予定している機種につきましても、撤去に伴う入替需要に応えて最適な商品を適時投入できるよう対応してまいります。
(株)円谷プロダクションにおきましては、映画『シン・ゴジラ』を大ヒットさせました庵野秀明氏と樋口真嗣氏が再びタッグを組んだ映画『シン・ウルトラマン』の公開を2021年初夏と発表いたしました。
同社では、ファン層に適した実写・アニメ等の映像作品を映画・テレビ・配信等を通じて国内外に提供することによって『ウルトラマン』ファンを拡大するとともに、映像事業とマーチャンダイジングの双方で収益化する中期事業戦略を推進しております。さらに国内ライセンシーの広がりや、中国をはじめアジア地域でのマーチャンダイジングが伸長する等、その成果は確実に表れております。
(株)デジタル・フロンティアでは、下半期も国内ゲーム会社からのCG映像制作のニーズが幅広く継続することが見込まれます。また、国内外からのVFX映像制作の受注が増加しております。
その他グループ各社においては、連結業績に貢献するべく収益性の向上とコスト削減を推進し、経営効率の強化を継続してまいります。
以上により、当期の営業利益は1,200百万円(前期比68.1%増)、経常利益は1,200百万円(前期比27.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は350百万円(前期比28.7%減)を計画しております。
(注1)記載の数値は全て当社推計によるものです。
(注2)記載の商品名は各社の商標または登録商標です。