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決算概況・2025年3月期 第3四半期決算概況

詳細は「2025年3月期 第3四半期決算短信」をご覧ください。

  • 連結

連結経営成績(累計) (%表示は対前期増減率)

(百万円) 2024年3月期 第3四半期 2025年3月期 第3四半期 増減率 (%)
売上高 123,206 97,764 △20.6
営業利益 12,320 9,390 △23.8
経常利益 13,456 10,759 △20.0
親会社株主に帰属する中間純利益 9,532 6,424 △32.6

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連結貸借対照表(要約)

(百万円) 2024年3月期
(2024年3月31日)
2025年3月期 第3四半期
(2024年12月31日)
増減額
資産の部
流動資産合計 64,848 76,251 11,402
固定資産合計 33,431 30,441 △2,989
資産合計 98,280 106,692 8,412
負債の部
流動負債合計 30,610 42,822 12,211
固定負債合計 11,682 12,382 699
負債合計 42,293 55,204 12,911
純資産の部
純資産合計 55,986 51,487 △4,498
負債純資産合計 98,280 106,692 8,412

連結キャッシュ・フロー計算書(要約)

(百万円) 2024年3月期 第3四半期 2025年3月期 第3四半期 増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー 874 △333 △1,208
投資活動によるキャッシュ・フロー △5,678 1,043 6,722
財務活動によるキャッシュ・フロー △4,412 △10,556 △6,144
現金及び現金同等物に係る換算差額 △0 △1 △0
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △9,217 △9,848 △631
現金及び現金同等物の期首残高 36,497 34,814 △1,683
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 - 169 169
現金及び現金同等物の四半期末残高 27,280 25,135 △2,145

当四半期決算に関する定性的情報

1.経営成績に関する説明

本年1月、米国ではトランプ新大統領が就任致しました。アメリカ・ファースト主義を掲げる新政権の政策が今後の世界と我が国経済に及ぼす影響を適切に見極めつつ、当社グループは「すべての人に最高の余暇を」という企業理念のもと5カ年中期経営計画の実現に向けた歩みを進めております。

コンテンツ&デジタル事業では、5カ年中期経営計画の初年度にあたる当期のミッションを着実に遂行し、グローバルコンテンツビジネス企業としての確たる土台を築くべく、海外拠点の構築や人材強化、世界各地でのマーケティング施策等、積極的な活動と投資を行いました。幅広い人々に訴求する新たな映像作品を生み出し世界中にディストリビューションすることでブランド力と認知度を高め、それを梃に多様なビジネスを展開して参ります。

PS事業を取り巻く環境では、新たなファン層を取り込みながら好調を維持するスマートパチスロに加え、ラッキートリガーなど進化したゲーム性を搭載したスマートパチンコが注目を集めております。また、今後も新しいIPや新規ゲーム性・機能を搭載した遊技機の登場によって更なる市場活性化が期待されております。PS事業の中核を担うフィールズ(株)では最新の市場動向に関する分析・研究を重ね、提携メーカーと共にパーラー・ファン双方のニーズに応える商品の開発・販売を通じ持続的な成長を目指しております。

こうした中、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高97,764百万円(前年同期比20.6%減)、営業利益9,390百万円(同23.8%減)、経常利益10,759百万円(同20.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益6,424百万円(同32.6%減)と予定通り順調に進捗しました。

各事業セグメントの概況は以下の通りです。

コンテンツ&デジタル事業セグメント
当第3四半期連結累計期間においては、Netflix映画『ウルトラマン: ライジング』とTVシリーズ最新作『ウルトラマン アーク』2作品をグローバルで配信・放送し、IPの認知拡大と好感度向上に大きく貢献しました。12月には『ウルトラマン: ライジング』が米国で「アニメーションのアカデミー賞」と称される第52回アニー賞の4部門にノミネートされる等、注目度が高まっております。
これら映像展開を通じたファン層の拡大を追い風に、日本・中国はもとよりアジア・北米での市場開拓を進めた結果、当第3四半期連結累計期間のMD/ライセンス収入は6,718百万円(前年同期比32.0%増)となりました。中でも中国において『トイ&ホビー』及び『ライフスタイル』カテゴリーの収入が伸長しました。ブロック玩具や文具といった特に人気の高い商品に加えライセンシー企業数や商品アイテム数が着実に増加していることが両カテゴリーの伸長に繋がっています。
各商品カテゴリー別の状況は以下の通りです。
①トイ&ホビー:ブロック玩具のライセンス収入が引き続き伸長したほか、低価格帯玩具のライセンシーの幅が拡がり、前年同期比50.6%増の2,679百万円となりました。 ②ライフスタイル:引き続き文具、アパレル、日用生活雑貨において着実な増収を実現し、前年同期比33.2%増の1,392百万円となりました。 ③FMCG:食品分野で乳製品等の新たなライセンシーの増加に伴い業績は堅調に推移しており、前年同期比9.3%増の252百万円となりました。 ※FMCG:日用消費財(食品、飲料等) ④カードゲーム:『ウルトラマン カードゲーム』をグローバルに展開したほか、中国においては従来の蒐集型カードゲームの人気も根強く、前年同期比48.0%増の1,306百万円となりました。 ⑤その他:ゲームや企業広告の収入が拡大した一方、前期は『シン・ウルトラマン』、グリッドマンシリーズによるライセンス収入の計上があったことから、前年同期比5.5%減の1,087百万円となりました。
映像・イベント事業では、 ファン向け大型イベント『ツブラヤコンベンション』の隔年開催の影響により、当第3四半期連結累計期間の収入は2,179百万円(前年同期比13.0%減)となりました。映像事業では、新規映像2作品の放送・配信に加えて、テレビ・映画等の過去作品の配信・番組販売、オウンドメディア展開等に注力しました。ライブ・イベント事業では、『ウルトラヒーローズEXPO(夏・冬)』において新たに大阪会場(夏)を追加して開催したほか、『ウルトラマンゼロ15周年イベント』を国内外で実施するなど企画展示等に積極的に取り組みました。

(株)デジタル・フロンティアは、最先端テクノロジーを活かした映像制作を武器にNetflix作品『シティーハンター』等におけるVFX制作の他、大型アニメ映画やゲームソフト用オープニングムービー制作の受託開発が順調に推移しています。

以上の通りコンテンツ&デジタル事業では増収を実現しつつ5カ年中期計画実現に向けた基盤構築と投資に積極的に取り組みました。この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高12,871百万円(前年同期比12.2%増)、営業利益は2,794百万円(同6.9%減)となりました。

PS事業セグメント
全国のパーラーでは、上半期は新紙幣発行対応の設備投資に重点が置かれたため新台購入投資が抑制されました。フィールズ(株)ではこれを踏まえ、上半期を商品のブラッシュアップ時期と位置付け、下半期の商品販売に向けた準備を着実に進めて参りました。その結果、当第3四半期(10月-12月)には、パチンコ3機種、パチスロ3機種の6機種を揃え、計8.3万台を予定通り販売しました。
周辺設備機器および設置工事分野で高いシェアを有する(株)エース電研では、旺盛な需要に積極的に対応するとともに、当期より当社グループ入りしたことによるパーラーからの信頼感向上も相俟って業績が好調に推移しました。更に、フィールズ(株)との営業拠点の統合を進める等グループシナジー発現と効率化に向けた具体的施策に取り組んでおります。

[PS事業セグメントの遊技機販売台数]

短信表

以上の結果、PS事業の当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高84,111百万円(前年同期比24.2%減)、営業利益8,570百万円(同21.9%減)となりました。

その他事業
その他事業の当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,264百万円、営業利益12百万円となりました。

2.連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

各事業の業績は計画通り順調に推移しており、2025年3月期の通期連結業績予想は2024年5月14日公表の内容から変更ありません。各事業の進捗状況は以下の通りです。

コンテンツ&デジタル事業セグメント
グローバルコンテンツビジネスを確実に成長させるべく、上半期より継続して各種施策に積極的に取り組んでおります。
映画、配信等の映像作品のグローバル展開が順調に進捗した結果、MD/ライセンス収入を中心に海外売上高は着実に伸長しています。国内においては隔年で開催するイベントの影響が当期はあったものの、来期以降はMD/ライセンス、映像・イベント共に成長を企図しています。国内外における今後の成長加速に向けた施策の大きな柱と位置付けているECの構築に現在急ピッチで取り組んでおります。
当期より販売を開始した『ウルトラマン カードゲーム』は、好調な滑り出しとなった第1弾に続き、1月に第2弾商品を発売、以降も四半期に一度の頻度で戦略的に新商品を発売するとともに、2026年春の世界大会開催に向けて継続的なプロモーションを実行して参ります。

[ウルトラマン カードゲームの出荷状況(1月末時点、途中集計)]

短信表

PS事業セグメント
第4四半期は、『e ULTRAMAN 2400★80』等パチンコ2機種、『L パチスロ シン・エヴァンゲリオン』、『L 東京喰種』等パチスロ5機種を発表しました。既に全て順調に販売を終え、当期に予定した商品の販売が完了しております。また、第3四半期に販売したパチスロ『スマスロ モンスターハンターライズ』はじめ数機種に関してはファンから高い支持を獲得し高稼働で推移していることから再販が決定しており、現在その対応を進めております。
また(株)エース電研では、フィールズ(株)との相乗効果を一層推進し、パーラーの多様なニーズに積極的にお応えして参ります。

(注1)記載の数値は各社・各団体の公表値または当社推計によるものです。
(注2)記載の商品名は各社の商標または登録商標です。

3.財政状態に関する分析

  • 資産
    流動資産は、76,251百万円と前連結会計年度末比11,402百万円の増加となりました。これは主に売上債権の増加によるものです。
    有形固定資産は、9,864百万円と前連結会計年度末比424百万円の増加となりました。これは主にその他に含まれる工具、器具及び備品の増加によるものです。
    無形固定資産は、2,247百万円と前連結会計年度末比155百万円の減少となりました。これは主にのれんの減少によるものです。
    投資その他の資産は、18,329百万円と前連結会計年度末比3,258百万円の減少となりました。これは主に投資有価証券の減少によるものです。
    以上の結果、資産の部は106,692百万円と前連結会計年度末比8,412百万円の増加となりました。
  • 負債
    流動負債は、42,822百万円と前連結会計年度末比12,211百万円の増加となりました。これは主に仕入債務の増加によるものです。
    固定負債は、12,382百万円と前連結会計年度末比699百万円の増加となりました。これは主に長期借入金の増加によるものです。
    以上の結果、負債の部は55,204百万円と前連結会計年度末比12,911百万円の増加となりました。
  • 純資産
    純資産の部は、51,487百万円と前連結会計年度末比4,498百万円の減少となりました。これは主に自己株式の取得による減少、配当金の支払いによる利益剰余金の減少および非支配株主持分の減少によるものです。
  • キャッシュ・フローの状況の分析
    当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ9,679百万円減少し、25,135百万円となりました。
  • 営業活動によるキャッシュ・フロー
    営業活動の結果使用した資金は、333百万円(前年同期は874百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益10,630百万円、売上債権の増加13,806百万円、仕入債務の増加13,346百万円、棚卸資産の増加6,122百万円、法人税等の支払額4,459百万円によるものです。
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー
    投資活動の結果得られた資金は、1,043百万円(前年同期は5,678百万円の支出)となりました。これは主に持分法適用関連会社株式売却による収入2,416百万円、固定資産の取得による支出990百万円、貸付けによる支出351百万円によるものです。
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー
    財務活動の結果使用した資金は、10,556百万円(前年同期は4,412百万円の支出)となりました。これは主に自己株式の取得による支出6,310百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出3,037百万円、長期借入れによる収入2,980百万円、配当金の支払額2,615百万円、長期借入金の返済による支出1,798百万円によるものです。