A:(1)パチンコ遊技機販売について:一つの要因として当期の上半期にサミー(株)製とのパチンコ機を1タイトル計画しているが、これをもって一旦サミー(株)とのパチンコ機の企画開発を休止とするため、販売台数に少なからずの影響を見ている。また、京楽産業.(株)とのコラボレーション第一弾については、2010年3月期に予定している。 (2)パチスロ遊技機販売について:パチスロ市場の動向を考えた場合、年間販売台数は前年160万台程度に対し、本年はその40~50%減と予測してもおかしくない状況にある。したがって、当社は強力なラインナップを取り揃えているが、全体としてはパチスロ販売台数計画を保守的に見ている。
A:当社は当社の立場で、総合的に勘案した計画として開示している。
A:イメージとしては、概ねその程度は達成したいと考えている。パチンコホールにおける島構成を見ると、設置の20~30%はメーカー(ブランド)が決まっておらず、流動的である。そのシェアを良質な商品を投入することで確保し、シェアアップを図りたいと考えている。
A:販売台数の結果だけがすべてではない。仮に20万台販売しても、ホールにおいて稼働が良くなければ失敗と言え、逆に3万台販売だとしてもファンの皆様にお楽しみ頂き、稼働が高ければ成功と言える。
A:現時点では計画していない。
A:2007年7月発売のパチスロ機「新世紀エヴァンゲリオン~まごころを、君に~」は累計約10万台を販売し、2008年1月発売のパチンコ機「CR新世紀エヴァンゲリオン~使徒、再び~」は累計約20万台を販売した。とくにパチンコ機「CRエヴァ~使徒、再び~」は現在でもホールで人気を誇っており、中古機価格が新台価格並みにある。但し、今期計画として同シリーズを投入するかはお答えできないが、出すとしたら、社内目標は前作より高くするだろうが、公表ベースでは保守的に考えるだろう。
A:過去と現在の版権取得におけるビジネスモデルは全く違う。以前はさほど版権が注目されておらず、多くのメーカーはオリジナルコンテンツでの勝負にこだわっていた。
現在は、大きな版権に多くのメーカーが興味を持っている状況だ。これが版権の高騰化を招き、取得を困難にしてきており、より一層のノウハウが求められている。当社はかねてより、様々な方法で版権取得に取り組んでいる。なお、現在では版権取得だけではなく、“版権を作る”というフェーズに移ってきている。
A:エヴァ4は予想以上に受注を頂き、準備した台数が足りなかった。もう少し販売していても良い稼働を示しただろう。
A:パチスロ市場は縮小傾向だが、パチンコ市場は5%-10%増のポテンシャルを持っていると考えている。ファンに受け入れられるかどうか、売れるか売れないかは、まさに商品力次第である。
A:販売価格については、遊技機が生み出す利益と密接に関係があると考えている。現在パチンコ機市場が非常に好調なのは、「良い遊技機」、「良い稼働」ならば、お客様(パチンコホール)にご購入して頂ける。
パチスロ機市場については、多少稼働が良くても、あまり利益が出ないので、できれば安くして欲しいという意見もある。しかし、当社の「サラリーマン金太郎」は販売を伸ばしている。低価格の機械を販売するメーカーもあることから、市場全体の平均価格は下がるだろうが、良い機械ならば導入して頂けるので、我々はいい商品を投入し現価格を維持したいと考えている。
A:当面、現在の金額が上限値だろうと考える。一般的に2~3年先の商品ラインナップはおおよそ決まっているため、今年に数多くの版権を買うということは無い。ただし、優良な版権があれば取得していく意向はある。
A:個別では、現状の水準に抑えたい。連結ベースでは、これから大きく成長する企業グループであることから、それに見合う増加は見ている。