2012年3月期 第3四半期決算説明会　主な質疑応答（要旨）

フィールズ株式会社 2012年3月期 第3四半期決算説明会 主な質疑応答（要旨）

2012年2月3日

Q1：第4四半期は大型タイトルを連続して販売する予定とのことだが、販売管理費のイメージについて伺いたい。

A1：1月に販売しているパチンコ機「CRヱヴァンゲリヲン7」に関する販促費等については、概ね第3四半期に計上している。第4四半期は、大型タイトル2機種分の営業活動があるため、販促費等の増加があると見積もっている。

Q2：第3四半期累計期間までに、販管費が前年同期比でプラスとなっているが、当期の販管費の通期見通しについて伺いたい。

A2：上記の通り、新機種を積極投入しているPS事業はもとより、エンタテインメント事業でも新規事業を積極的に推進しており、前期比では販管費が増加する計画である。販管費の着地見通しは、通期計画の範囲内で推移するものと考えている。

Q3：ミズホ社の株式を取得する件について、どのような取り組みを行い、いつから業績に寄与するのか伺いたい。

A3：各メーカーとの提携主旨は、既存マーケットでのブランド競争やシェア争いを行うというとことではない。提携メーカーと共同で展開するブランドは、新しい試みを行うことで新たなファン層を獲得し、市場拡大に寄与したいという想いを共有し協業に至っている。これは、これまでの提携メーカーでもミズホ社でも共通している。
当社の業績寄与については、企画・開発に1～2年を要するため時期は限定できないが、時間をかけて商品を生み出していきたいと考えている。

Q4：当社は既に取扱いシェアで上位にいるが、今後、提携メーカーが増えるにつれ、シェアがどの程度拡大していくイメージを持っているのか伺いたい。

A4：明確なシェアの目標は持っていない。私たちは販売台数を意識して展開している。これは、ヱヴァンゲリヲンシリーズでファン層が拡大したように、提携メーカーとはマーケットが拡がるような遊技機を創りたいと考えている。
単に提携メーカーの販売をサポートするようなセカンドブランドの遊技機を提供するのではなく、フィールズとして別ブランドを展開させて頂き、市場拡大に貢献することで、結果として販売台数を増やしていくということである。

Q5：開発会社を子会社化しているが、業績への寄与を伺いたい。

A5：そもそも開発会社の子会社化は、遊技機開発のプロセスが複雑化かつ膨大化している状況を鑑み、開発ライン数・販売タイトル数を将来的に維持・確保することが目的でスタートしている。開発会社との連携については、各メーカーとの提携と同様に各々の強みや文化が融合することで、より良い商品を創出できるものと考えている。
業績寄与については、現時点では商品化し販売に至った遊技機が少ないため、具体的な数値は回答を控えるが、収益も確保しながら事業を推進していく所存だ。

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