2012年3月期 第1四半期決算説明会 質疑応答（要旨）

フィールズ株式会社　2012年3月期 第1四半期決算説明会　主な質疑応答（要旨）

2011年8月4日

Q1：第2四半期販売中の遊技機の販売状況を伺いたい。

A1：パチンコ遊技機「CR浜崎あゆみ物語」（（株）ビスティ）は、好調に推移している。パチスロ遊技機「旋風の用心棒」（（株）ロデオ）についても、当社計画を上回り推移している。なお、第2四半期に計上を予定している主な販売タイトルはこの2機種である。

Q2：ホール稼動は回復基調であるが、マーケットが良くなり各社の発売機種数が増えれば、1機種あたりの販売台数が減少すると考えられるが、見解を伺いたい。

A2：パチスロ遊技機の市場環境は確実に良くなってきている。一般的には、発売機種数が増えれば、各社の1機種あたり販売台数が減少する可能性はある。しかし当社は、それは悲観的要素ではないと考えている。例えば、マーケット全体が5%伸長するのであれば、当社は10%伸長する気概で当期のゴールを目指していく。
パチンコ遊技機については、当社はかねてからミドルタイプにこだわり商品企画を進めてきた。ホール様は、以前は利益の確保できるMAXタイプを主流としていたが、現在は稼動重視であるミドルタイプを求めている。当社は、射幸性に頼らないパチンコ遊技機の企画・開発を得意分野としており、この流れが続けば健全化に伴う業界の発展、当社販売シェア増が考えられる。
また、期初の段階では、パチンコ遊技機市場に対して悲観的な見方をするところもあったと思う。しかしながら、パチンコ遊技機販売は、2011年4～7月の4ヶ月間で約80万台強あったと推測される（当社調べ）。単純に12ヶ月換算すると250万台以上となるため、悲観的状況ではないと考えられるだろう。

Q3：各社とも下期偏重で新機種発売タイトルが混み合うなか、「ヱヴァンゲリヲンシリーズ」については、どのような差別化戦略を持っているか。

A3：「ヱヴァンゲリヲン」については、これまでも毎期発売している重要なタイトルである。
パチンコは、昨今のスペックの市場トレンドを十分に意識する一方で、「ヱヴァンゲリヲン」に期待されているファンのニーズに応えていきたい。何度もブラッシュアップしながら、マーケットの中心タイトルとして恥じない商品に仕上げつつある。
パチスロは、常に新しさを盛り込んでいかなければならないと考えている。まさに、人気ロールプレイングゲームを創っているクリエイターと同じ気持ちである。前作を大きく上回るよう、企画・開発を進めている。

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