2012年5月10日(木)12:00より、大手町ファーストスクエア・カンファレンス(東京都千代田区)にて、2012年3月期 決算説明会を開催いたしました。
本ページでは説明会での主な質疑応答(要旨)についてご案内いたします。
2012年5月10日
A1:来期(2014年3月期)のタイトル数について、パチンコは市場環境とファンニーズを鑑み、タイトル数を増加させることより、いかに面白いゲーム性・エンタテインメント性を創造できるかという点に注力していく。したがって、販売タイトル数は大きくは変わらないと想定している。パチスロは、現在市場で人気を博しているARTタイプを積極的に拡充していく。これまで強みとしてきたタイプのラインナップも継続し、販売タイトル数・販売台数を増加させていきたいと思っている。
A2:基本としては、2013年3月期は前期と同等の水準としている。コンシューマプロダクツ事業などの新規事業分としては売上もあり、それに見合う販管費が増加する予定である。
A3:従来は、各メディアの収益計画を積み上げた事業計画であったが、今後は1つのIPを活用した全体の包括利益という考え方を強めていく。例えば、定量的な成長イメージとしては、これまでの絶対額の目標ではなく、3~5年での成長率をベースに置き、収益力とビジネスモデルを成長させていきたいと考えている。
A4:具体的なお話は控えさせて頂く。まさに、これからの「成長するビジネスモデル」を推進していくにあたり、何が必要かを精査し判断していきたいと考えている。
A5:パチスロは計画に予定している。
A6:カプコン社のゲームIPは、今後もエンターライズ社はもとより、他の提携メーカーとも連携し、複数投入していく見込みである。もともとゲームIPとパチスロの親和性は高く、特にカプコン社のゲームIPには大きな期待をしている。
A7:例えば、仮面ライダーと比較すると、毎年新シリーズが打ち出せていないことが考えられる。また、これまでの円谷プロダクションの歴史の中で積極的な投資を行うことが困難であったこともある。今後は、様々な仕掛けを打ち出し、ウルトラマンのIP価値の再活性とマーチャンダイジングの拡大を図っていく。
A8:2011年の中国での映画上映は、日本映画としては過去最大規模の公開となり、良い結果を得られた。今後のウルトラマンIPのグローバル展開については、ハードルが日本以外の権利問題にある。この権利問題をクリアしない限りグローバルでの拡大は難しいと考えるが、当然ながら、こうした解決すべき問題を速やかにクリアにし、一刻も早く全世界にウルトラマンをお届けできるよう尽力している。
A9:当社がビジネスチャンスを創造できるIPを保有した上で、アジアや北米などの市場に進出したいと考えている。2013年3月期は黎明期であるため、スピード感を早め取り組んでいく。
以上