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2017年3月期 第1四半期決算説明会 主な質疑応答(要旨)

2016年8月1日(月)11:30より、大手町ファーストスクエアカンファレンス(東京都 千代田区)にて、2017年3月期 第1四半期決算説明会を開催いたしました。
本ページでは説明会での主な質疑応答(要旨)についてご案内いたします。

2017年3月期 第1四半期決算説明会 主な質疑応答(要旨)

Q1: 新しいIPの発掘・育成にあたり、流通を基点に事業を推進する当社にとって、最も課題と考えていることはなにか。

A1:当社が重点を置いている発掘・育成のひとつがレジェンドIPのリメイク/リボーン。どのように大きなプラットフォームで長い期間、そして海外を含めてどのように広く展開していくことができるかが課題であると考えている。なお、この課題に対し、SVOD事業者をはじめとしたグローバルプラットフォーマーと協働で、仕組み作りを進めている。

Q2: IPに注目する企業が増えている。有力IPの蓄積・育成が課題と考えるが、今後の競争環境は厳しくなるのか。

A2:多種多様なジャンルのIPであふれる環境下において、当社は国内外から広く求められるヒーローを軸としたIPの創出・育成により、他社との差別化を図っている。

Q3: M&Aの方針について聞きたい。

A3:当社は、IPを軸としたビジネスモデルを展開しているため、プラットフォーマーはM&Aの対象とはならない。他方で、IPを保有する企業、とくに『ウルトラマン』のようなレジェンドIPを保有する企業は対象となる。

Q4: 第1四半期が赤字であったが、通期計画は達成可能か。

A4:特殊要因がなければ、第4四半期のはじめには確度が見えると思う。

Q5: 『GANTZ』は有力IPであるため、権利取得や映像化などの費用は高いと思われるが、リクープするのか。

A5:劇場版のみでリクープさせるのではなく、クロスメディア展開を加速することにより収益化を見込んでいる。

Q6: 新基準機では、パチンコの稼働が良いようであるが、パチンコ中心の販売を行うのか。

A6:メーカーと協働でパチスロの新基準への対応を進めてきている。また、ホールもパチンコのみを入替対象にするわけではないため、パチンコ販売に傾倒するのではなく、パチスロ販売と両軸で推進する。
他方で、流通利益に加え、開発・製造利益の獲得に向けて舵をきっている。投資先行の段階ではあるが、中期的には開発・製造利益が業績に寄与するものと考えている。

以上