株主・投資家情報トップページ > IRライブラリー > 決算説明会資料 > 2019年3月期 第3四半期決算説明会 当社説明(要旨)

2019年3月期 第3四半期決算説明会 当社説明(要旨)

2019年2月8日(金)11:45より、フィールズ株式会社 本社(東京都 渋谷区)にて、2019年3月期 第3四半期決算説明会を開催いたしました。
本ページでは説明会での当社説明(要旨)についてご案内いたします。

取締役 小澤

2019年3月期 第3四半期 業績概況

取締役 小澤

⇒席上配布資料 2ページ
当第3四半期累計の連結業績は各表の通りである。販管費の適正化等が功を奏したことにより、前年同期比で営業損益は23.5億円、経常損益は25.4億円のプラスを計上した。なお、第3四半期単独でみても、第2四半期で公表した営業損益の見込みと同水準、もしくは1~2億円ほど上回る結果となった。


販管費の推移

⇒席上配布資料 3ページ
当第3四半期累計の販管費は、経営合理化の一環として引き続き削減に取り組んでおり、全体として右肩下がりで推移している。前年同期が143億円に対して、今期が114億円と、29億円減少している。これは概ね予定通りの減少額であり、通期で約150億円を達成できる見通しである。


連結B/S(要約)

⇒席上配布資料 4ページ
当第3四半期のB/Sは表の通りである。当四半期は(株)七匠の連結子会社化を行い、無形固定資産の部で連結のれんの残高が18.9億円増加している。また、投資その他の資産で長期貸付金の減少があった。こちらも(株)七匠を連結子会社化した影響による。


連結C/F(要約)

⇒席上配布資料 5ページ
当第3四半期の累計C/Fは表の通りである。前述した子会社の移動に伴う影響が、投資キャッシュ・フローにおける連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入として、28億円のプラスとなっている。これらの結果、当期末の残高は約270億円となる。


専務取締役 吉田

パチンコ・パチスロ流通カンパニー

上半期業績について【振り返り】

専務取締役 吉田

⇒席上配布資料 7ページ
パチンコ・パチスロ(以下、「PS」)流通カンパニーの上半期業績についてご説明する。上半期のPS市場環境は、足元の販売台数は低調に推移したものの、風適法施行規則改正に基づく新規則機が市場に登場し始めたことで、今後の市場活性化に期待が寄せられるようになった。
当社においては、上半期を新規則機対応への作り直し期間と考え、旧基準機・後発機中心の新台販売に注力した。その結果、上半期のパチンコ販売台数は3.3万台、パチスロ販売台数は1.0万台、合計で4.3万台(前期比5.6万台減)となり、連結の営業損失は、上半期で合計39億円となった。



第3四半期(10月-12月)の概要

⇒席上配布資料 8ページ
当四半期は、『ぱちんこ 新鬼武者 超・蒼剣』、『パチスロ ロード オブ ヴァーミリオン Re:』等、主力タイトルを含む新規則機の販売に注力した。パチンコは2機種で3.7万台、パチスロは3機種で0.9万台、合計4.7万台となった。
このほか、新規事業推進によるPS流通カンパニー機能の本格的始動等、新しい収益基盤の確保と拡大も始まったほか、カンパニー制移行によるコスト削減施策も功を奏し、同四半期の営業利益は26億円となった。


パチンコ・パチスロ販売市場動向

⇒席上配布資料 9~10ページ
2018年のPS販売市場動向はグラフの通りである。PSいずれも低調に推移していたが、パチンコ内規の一部変更や、新規則機への完全移行が見込まれることから、2019年以降は上昇基調に転ずると当社では予測している。当社の新台販売において、このタイミングで最高の商品を市場に投入するべく、鋭意準備を進めている。


第4四半期までの主なパチンコ・パチスロラインアップ

⇒席上配布資料 11ページ
本日までに発表済みのPSラインアップは図の通りである。第4四半期においては、『エヴァンゲリオン』シリーズのパチンコ1タイトル(2スペック販売)とパチスロ1タイトルを販売している。特に、シリーズ初となる設定付スペックである『モードぱちんこ ヱヴァンゲリヲン~超覚醒~』と、業界初となる高継続スペックである『ヱヴァンゲリヲン~超暴走~』は市場からも高い期待を寄せられており、販売は順調に推移している。
このほか、PSともに1タイトルずつ用意をしており、市場動向による投入時期の変動はありうるが、当期にて販売の準備を進めている。


新規事業分野

⇒席上配布資料 12~13ページ
新規事業分野の取り組みは図の通りである。全国のパチンコホール(以下、「ホール」)が求めるものをお届けするべく始めた各種事業は、当第3四半期で結果が出始めているところである。特に「モバイル・ターゲティング広告」は、契約ホール数も800店舗を超え、順調に推移している。
続いて、「ぱちんこパチスロ情報ステーション」についてご説明する。現在、各メーカーから販売されている遊技機は年間およそ200タイトル以上にのぼる。これらを購買担当者が調べ、最適な選別を行うことには相当の労力がかかっている。当社は、こうした遊技機選定のプロセスを大幅に改善していきたいという思いから、PS業界紙2紙と従前より議論を重ねていた。このたび、同2紙と提携して新会社を設立し、ホールの新台入替をサポートする遊技機映像配信サービスを2019年春より開始する運びとなった。


流通機能の強化

⇒席上配布資料 14ページ
今期は、前述した「ぱちんこパチスロ情報ステーション」をはじめとする、流通機能の強化をテーマに事業を推進してきた。設備面においては、従来の7支社26支店に加え、ショールームを8か所増設したほか、東京支社/支店を本社に移転・統合する等、流通基盤の整備に注力した。また、新規事業サービスにおいては、流通商社としての当社の立ち位置を生かして、様々な分野のパートナーと協働することにより、PS業界に資する革新的な商品開発・販売を推進していく。

IP&MDカンパニー/映像カンパニー

⇒席上配布資料 15ページ
IP&MDカンパニーならびに映像カンパニーの取り組みは図の通りである。IP&MDカンパニーにおいては、(株)円谷プロダクション(以下、「円谷プロ」)のブランド戦略に基づく各種プロジェクトを推進している。とりわけ当第3四半期では、新作オリジナルアニメ『SSSS.GRIDMAN』が好評を博した。このほか、2019年4月からフル3DCGアニメ『ULTRAMAN』が全世界同時配信を開始する予定である。
また、映像カンパニーにおいては、(株)デジタル・フロンティアの中期経営計画に基づき遊技機映像の受託開発を推進したほか、バンダイナムコグループと共同開発した新作オリジナルアニメ『荒野のコトブキ飛行隊』の製作を推進した。
上記の取り組みに加え、両カンパニーはPS流通カンパニーならびにPS開発カンパニーとシナジーを発揮し、新たなコンテンツを活用したPS企画を進行している。



以上