2022年5月11日(水)11:30より、2022年3月期 決算および中期経営計画(2023/3期-2025/3期)説明会(電話会議)を開催いたしました。
本ページでは、説明会での主な質疑応答(要旨)についてご案内いたします。
<コンテンツ&デジタル事業関連>
A1:『ウルトラマン』は、メタバースの中に登場する巨大なヒーローとして、様々な企業様からご期待いただいている。そのような中、他社へのライセンスをベースに取り組みながら、知見を高め、いずれは自社で何かできればと考えている。
A2:興行収入予想および業績への影響については、コメントを控えさせていただく。同作品は、『ウルトラマン』ブランドの価値を高めながら、一定の収益化も見込む映像事業として、初の公開作品となる。製作委員会としても、クオリティに良い手応えがあると聞いている。
A3:ロックダウンが長期に渡り続けば、円谷プロダクションのビジネスにも大きな影響を及ぼすと考えられる。一方、ロックダウンが解除されれば、経済の回復は早いことが過去の経験からうかがえるため、上半期までは厳しいとしても、それ以降で挽回できると考えている。
A4:『ウルトラマン』程のIPは中々ないと思っている。一つのIPを育てるのに20~30年かかり、新しく創出することは難しいため、価値の高いIPについては買収等の選択肢が生まれるかもしれない。ただし、まずは日本市場および中国市場、北米市場を『ウルトラマン』で作り上げた後に、IPを増やしていく。
A5:現在は、北米市場開拓に向けた基盤構築の最中であり、北米市場でのビジネスは本中期経営計画の次なる成長力の源泉と位置づけている。
<PS事業関連>
A6:基本的に、パチンコとパチスロは同等の射幸性でなければならない。今はパチスロが遅れているが、パチンコが夏でパチスロは春と、徐々に追いつくとみている。現在開発中の遊技機は、春ではなく夏に近いと考えている。
A7:2023年度以降の新台販売計画は、部材調達リスクの観点から保守的にみている。販売台数が横ばいで推移した場合でも、デジタルコミュニケーション事業等の新台販売以外の事業を成長事業へと育成し、業績を押し上げていければと考えている。
<その他>
A8:株主の利益に資することを最優先として考えている。
A9:事業・人材・デジタル化等、当社が次なる成長ステージへ向かう為の投資として、約100億円程度を想定している。
A10:円谷プロダクションではメリットと考えており、フィールズには特段の影響はないとみている。
以上