3カ年の業績計画
2017年度は、中長期的な収益力向上を主眼とした事業活動に注力していきます。また、当社のDNAである市場の過去・未来を見据えた「企画・プロデュース力」のさらなる強化を徹底するなど、事業バリューチェーンの再構築を図っていきます。加えて、IP軸と事業プラットフォーム軸の双方向から収益の最大化を図る事業モデルへと進化させる取り組みを推進していきます。
これらにより、業績見通しとしては、売上高820~850億円、経常利益0~20億円、親会社株主に帰属する当期純利益0~10億円を計画しています。なお、主力分野であるパチンコ・パチスロ分野において、市場環境などに一部不確定要素があり、レンジでの開示としています。また、中期的な視野に立った事業の選択と集中および経営の効率化を進める過程でのリスクも考慮した利益計画としています。
2018年度の業績見通しとしては、売上高710~740億円、経常利益20~30億円、親会社株主に帰属する当期純利益10~15億円を計画しています。なお、売上高は、パチンコ・パチスロ事業におけるセールスミックス※の影響から前年度と比較して減少していますが、経常利益は従前より進めている経営効率化の効果、およびパチンコ・パチスロ事業、クロスメディア事業ともに収益貢献が見込めることから前年度と比較すると増益となっています。
2019年度の業績見通しとしては、売上高810~880億円、経常利益50~70億円、親会社株主に帰属する当期純利益25~35億円を計画しています。パチンコ・パチスロ事業は商品ラインアップや販売体制がより進化し、クロスメディア事業は国内外で顧客接点がより拡大していくことから、売上高・経常利益ともにさらなるアップサイドを目指せる環境になると考えています。なお、当事業年度の利益割合としては、パチンコ・パチスロ事業とクロスメディア事業の比率が70対30程度になると見込んでいます。
- (表1)中期業績計画
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(単位:億円)
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2016年度 |
2017年度 |
2018年度 |
2019年度 |
売上高 |
766 |
820~850(+54~+84) |
710~740(△140~△80) |
810~880(+70~+170) |
営業利益 |
△53 |
10~20(+63~+73) |
20~30(0~+20) |
50~70(+20~+50) |
経常利益 |
△90 |
0~20(+90~+110) |
20~30(0~+30) |
50~70(+20~+50) |
親会社株主に帰属する
当期純利益 |
△124 |
0~10(+124~+134) |
10~15(0~+15) |
25~35(+10~+25) |
※括弧内、前期比増減額
※中期経営計画の進捗については各種決算開示資料をご確認ください